ハーネスがワンちゃんから抜けてヒヤッとしたことはありませんか?
2歳半の愛犬と暮らしているひねっこです。
なんとか捕まえたけれど、最悪のことを考えるとヒヤッとする。
こんな経験をお持ちの飼い主さん、いるのではないでしょうか。
そこで今回はハーネスがなぜ抜けるのかその原因に迫ります。
抜ける理由5つと抜けない対策を詳しくご紹介します。
この記事をお読みになると、ハーネスから抜ける問題が解消し、心配せずにお散歩が楽しめるようになりますので最後までお読みになってくださいね。
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犬がハーネスから抜ける5つの理由
ハーネスからするっと抜けてしまった経験を持っている飼い主さんって意外といるんです。
サイズも合わせているし、調整もしているのに抜けてしまう原因は5つです。
- 後ずさりした
- 抜け出す方法を犬が覚えた
- 抱っこして付けている
- 換毛期の毛量
- シャンプー後の体型
詳しく解説していきますね。
後ずさりした
犬が後ずさりをしながら突っ張ると、前足が地面と水平になるので前足からハーネスが抜けてしまいます。
また体はガッチリしているのに小顔のワンちゃんは、頭からスポッと抜けるんです。
後ずさりするタイミングはこちら、危険な状況です。
- 他のワンちゃんに遭遇して興奮した
- 大きな音に驚いて後ずさりをした
ワンちゃんがびっくりして後ずさりをしてしまうときに、すっぽ抜けがおきてしまいます。
抜け出す方法を犬が覚えた
後ずさりをして、ワンちゃんが一度でもハーネスから抜け出たことがあると注意が必要です。
犬は頭がいいので、抜け出る経験をすると、自分から抜け出す方法を覚えます。
- 両足を突っ張る
- 足を片足づつあげてハーネスから抜け出る
- 肩をすぼめて抜け出す
このようにワンちゃんは器用に体をつかって、抜け出してしまうのです。
抱っこしたまま付けている
特に小型犬の場合ハーネスを付けるのを嫌がると、つい飼い主さんがワンちゃんをかかえて付けることがあります。
抱っこしたままハーネスを留めると、フィットできず抜けやすいのです。
着地した状態でハーネスをつけるのが正しい付け方です。
抱かずに、足元にかがんで付けないとフィットできないので、ゆるっとハーネスから抜けることになります。
換毛期で毛量が変わっている
被毛の生え変わりのあるワンちゃんは、生え変わりの時期によりハーネスのサイズが合わないことがあります。
換毛期で冬毛が抜けた後は、毛量が減っているためハーネスのサイズがブカブカになります。
反対に毛量がモチモチに見えるのに、からだは案外スリムだったり。
愛犬の変化を見落として合っていないハーネスをつけていると、抜けてしまうこともあるんです。
シャンプー後の体型
トリミングやシャンプー後、「ウチの犬こんなに小さかったかな?」と思うことはありませんか?
丁寧にブラッシングをすると、ふくれていた毛が整うため小さくみえます。
うちの愛犬は夏はサマーカットで短く整えるのですか、冬は長めです。
毛が短い時期は、ソフトハーネスのマジックテープが重なって余ってしまうくらいです。
毛の量による体格の変化ってあなどれません。
ハーネスが合わなくなって抜けやすくなっているかもです。
ハーネスから抜けない対策
ハーネスから抜けないために守るべきことがあります。
- 後退りするときに引っ張らない
- ワンちゃんの行動を常に見ている
- ハーネスとからだの間は指一本
詳しく解説していきますね。
後ずさりのときにリードを引かない
ワンちゃんが後ずさりするときに、飼い主さんは前方にリードを引っ張ります。
前足を精一杯伸ばしてハーネスから抜けようとしたら、あなたがワンちゃんに近づいてハーネスにテンションがかからないようにすれば抜け出せません。
ワンちゃんの後ずさりするスピードにあわせて腕を伸ばすなど、引っ張らないことを意識すればハーネスが抜けることはありません。
ワンちゃんの行動を常に見ている
散歩中にスマホをみたり、ご近所さんとおしゃべりしてしまうことありますよね。
わたしはときどきやっちゃいます。
気をつけるべきことは愛犬から目を離さないこと。
ハーネスすっぽ抜けの回避になります。
ハーネスとからだの間は指一本
各メーカーのサイズ表記を参考にして、最適なサイズのハーネスを選びますよね。
それなのにガバガバして、付け心地が悪そうとか、ベルトで調整してもフィットしないときは要注意!
体重に変化がないからと安易に考えないようにします。
毛の量やトリミング後の変化を見誤らないよう、体とハーネスの間に指一本を目安に付ければ、愛犬のすっぽ抜けを防げますよ。
抜けたときの秘策
最後にそれでもハーネスから抜けるのが心配であったり、抜けるクセがついてしまったワンちゃんには秘策があります。
首輪とハーネスをジョイントしましょう。
首輪とハーネスを一緒に金具で付ける方法です。
後ずさりしたりゴロゴロ転がるワンちゃんのハーネスが、万が一抜けてもあなたとわんちゃんは首輪で繋がっているから安心なんです。
1本のリードで、すっぽ抜けの心配せずにお散歩できるようになりますよ。
ハーネスから抜ける理由と対策まとめ
愛犬がハーネスから抜ける5つの理由と抜けない対策をまとめます。
- 抜ける理由
- 後ずさり
- 抜け出す方法を覚えた
- 抱っこして付けている
- 換毛期・トリミングの毛量の変化
- 抜けないための対策
- 後ずさりのときにリードを引かない
- ワンちゃんの行動を常に見る
- ハーネスとからだの間は指一本
- 首輪とハーネスをジョイントする
実は飼い主さんがとっている行動がハーネスから抜け出る状況を招いていることもあります。
すっぽ抜ける理由を理解し、冷静に対策をとれば抜ける心配や、抜けても危険を回避することができるんです。
安心してお散歩が楽しめるようになっていただけたら幸いです。
なおハーネスを嫌がるワンちゃんの対策はこちらの記事でご紹介しています。
ワンちゃんともっと良い関係を作りたい!と思っている飼い主さんはこちらで知識を深めるのがおすすめです!
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最後までお読みくださりありがとうございました。